バイクのオイルとプラグの交換をする時の注意点

整備

安全にバイクに乗るなら、定期的なメンテナンスが必要です。ただし、プロに任せると費用が高くなりがちなので、簡単なものは自分でやってみると良いです。中でもオイルとプラグ交換は、比較的初心者でも簡単にできると言われているため、挑戦してみましょう。ただし、後になって不具合が出ないように、作業する前にはいくつあるコツと、道具を用意しておきたいです。まずオイル交換ですが、初心者はとにかく高価なものを入れておけば良いと考えがちです。しかし、これは間違いでオイルは値段よりもバイクとの相性だと覚えておきましょう。

整備する風景一番良いのは、所有しているバイクのメーカーが作っているオイルを使用することです。自社のバイクのために作られたオイルですから、相性は抜群です。もしもメーカーが作っているものがないなら、これまで使用していたオイルと同じ粘度のものを探します。バイクのオイルの粘度が低いとギアが空回りする場合がありますし、高いとエンジンに負担がかかります。それを防ぐためには、同じ粘度のオイルを使うのが大切です。道具はオイルタンクに使われているボルトのサイズに合ったレンチがあれば作業が可能です。

次にプラグの交換ですが、古いものを使い続けるとエンジンがかからなくなるため、こまめに取り替えるのが無難です。その際には、バイクの種類にもよりますが、プラグレンチという専用の道具が必要です。安いものだと数千円で買えるので、一つくらいは持っておいて損はないでしょう。加えて、初心者はトルクレンチがあると便利です。プラグは締めすぎても駄目ですし、緩すぎてもいけませんが、そのためには経験が必要になります。ところが、トルクレンチがあれば、誰でも簡単に適正なトルクで締められるのです。

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